
このページでは、nizima LIVEの各機能を画面に沿ってご紹介しています。
モデルの読み込み方法やモバイル用アプリ「nizima LIVE TRACKER」との接続方法など、具体的な操作方法はnizima LIVEチュートリアルをご覧ください。
目次
メインウィンドウ
メインウィンドウでは、画面左に各機能のアイコンが表示されています。

モデル、アイテムの操作方法
機能 | 操作 |
---|---|
移動 | モデルまたはアイテムにマウスカーソルを合わせた状態でドラッグ |
すべてのモデルとアイテムを移動 | ホイールボタンでのドラッグ |
拡大・縮小 | マウスホイールのスクロール |
回転 | ctrlキー+スクロール |
位置、拡縮、回転のリセット | escキー |
メニューを非表示 | アイコン以外の場所をダブルクリック |
全画面化 | F11キー |
複数モデル表示時の操作方法
複数モデル表示時は、ウィンドウ下部に表示中モデルのアイコンが現れます。

モデルの選択
モデル上にカーソルがある状態でクリックすると、そのモデルを選択状態にできます。
また、モデルアイコンをクリックしても選択状態にできます。
選択されているモデルはモデルアイコンが紫色で囲われた表示になります。
常に一体以上のモデルが選択され、複数選択が可能です。
モデルを選択中、画面左のアイコンのうち「カメラ設定」「表情・モーション」「パラメータ設定」「モデルプロパティ」をクリックすると選択中モデルの個別設定を行うことができます。
これ以外のアイコンをクリックすると、どのモデルを選んでいてもメインウィンドウ全体の共通設定を行うことができます。
機能 | 操作 |
---|---|
次のモデルを選択 | tabキー |
モデルの選択 | モデルを押下 (クリックではなく押したとき) |
モデルの追加選択 | ctrlキー+モデルアイコンをクリック |
複数選択の解除 | 背景をクリック |
モデルアイコン
モデルアイコンが右側にあるモデルほど手前に表示されます。
モデルアイコンは掴んで左右の位置を入れ替えることができます。
モデルアイコンの画像は、モデルプロパティで設定したアイコン画像を自動で正方形にトリミングしたものが表示されます。
右下アイコンの一覧
項目 | 機能 |
---|---|
スクリーンショット![]() | スクリーンショットを撮影します。背景はメインウィンドウで現在選択しているものが適用されます(透過背景にも対応)。 |
モデルの設定を保存![]() | パラメータ設定やモデルのプロパティなど、モデルに関する設定情報を.live.json形式で保存します。 |
ヘルプ![]() | 画面説明ページ(このページ)が開きます。 |
ロック動作![]() | モデルの移動・拡大・縮小のロックをします。もう一度クリックするとロックが解除されます。 |
モデル一覧
モデル一覧アイコンをクリックすると次の画面が表示されます。
動かすLive2Dモデルのアイコンを選択すると、「新規ウィンドウで開く」「開く」「同じウィンドウに追加」ボタンがクリックできるようになります。


+マーク
組み込み用Live2Dモデルデータを追加することで自分のLive2Dモデルを登録できます。
新規ウィンドウで開く
新しいウィンドウに選択中のLive2Dモデルを開きます。Live2Dモデルを別々のウィンドウに表示したい時は、この機能を使用します。
同じウィンドウに追加
現在のウィンドウに選択中のLive2Dモデルを追加します。
表示中のモデルの右側に、最初に表示したモデルとだいたい同じくらいのサイズで表示されます。
最大8体まで表示可能です。
変更
選択中のLive2Dモデルを現在のウィンドウに開きます。既にLive2Dモデルを表示している場合はLive2Dモデルが変更されます。
Live2Dモデルを1体のみ表示したいときにおすすめです。
カメラ設定
カメラ設定アイコンをクリックすると次の画面が表示されます。

ウェブカメラ
Live2Dモデルを動かすのに使用するウェブカメラを選択します。
ウェブカメラを選択すると、次回以降、選択していたカメラがデフォルトで選択されます。
モバイル
モバイル用アプリ「nizima LIVE TRACKER」との接続設定をすると選択できるようになります。
どのモバイル端末のカメラを使用するか選択できます。
コラボカメラ
コラボ機能で使用します。Live2Dモデルに動きを割り当てたいコラボ相手のカメラをここから選択します。
OFF
カメラの選択を解除します。
モバイル設定
クリックすると次の画面が表示されます。モバイル用アプリ「nizima LIVE TRACKER」との接続に使用します。
Wi-Fiで接続するか、USBで接続するかをタブで選択できます。
Wi-Fiで接続

USBで接続

カメラリセット
カメラで映されている顔の状態をLive2Dモデルの正面に設定します。
Live2Dモデルが上手く動かないときに使用すると、動きが改善されることがあります。
ウェブカメラ映像表示
ウェブカメラで読み取った実写映像をもとに、トラッキングのランドマークを表示します。
仮想カメラON/OFF
ONにすると、ビデオ会議ツールなどでnizima LIVEの映像を仮想カメラとして出力できます。
仮想カメラ名 | nizima LIVE Virtual Camera |
解像度 | 1920×1080 |
フレームレート | 30fps |
仮想カメラ映像として表示される項目 | • Live2Dモデル • アイテム • 背景(画像、単色) • ロゴ(無料版のとき、アプリ側と同じ状態で表示) |
仮想カメラ映像として表示されない項目 | • モデル一覧 • メインメニュー • 右下の操作アイコン (ヘルプ、ロックなど) • 複数モデルの切り替え用アイコン(複数モデル表示時) • 新規ウィンドウで立ち上がるモデル表示以外のUI全般 |
背景透過時の挙動 | 背景は透過されず、黒色で表示される |
背景設定
背景設定アイコンをクリックすると、背景設定のウィンドウが開きます。
背景画像
背景画像を選択して「背景に設定」をクリックすると背景に適用されます。
「+」から画像を追加できます。(ファイル形式:PNG, JPG)
※ウィンドウサイズより小さい画像は拡大して表示されるため、背景を綺麗に表示したい場合はウィンドウサイズと同等かそれ以上のサイズの画像を使用することをお勧めします。
単色背景
HSV, RGBから色を選択、もしくはカラーコードを直接入力して「背景に設定」をクリックすると、背景に選択した色が適用されます。
透過背景
選択して「背景に設定」をクリックするとモデルの背景が透過されます。
コラボ機能
自分でコラボルームを作ったり、他のユーザーが作ったコラボルームに参加したりします。
ルームの共通設定項目
ユーザー名
コラボルームで参加者に表示される名前です。
モデルデータ送信
チェックを入れると表示されている名前のLive2Dモデルデータが送信され、参加者側であなたのLive2Dモデルを表示できるようになります。(チェック推奨)
複数モデルを表示中は選択中のモデルが送信モデルに選ばれます。
未チェックの場合、参加者にトラッキングデータのみが送信されます。
トラッキングを選択
コラボ時に使用するカメラを選択します。
ルームを作る場合
ルームID入力欄は表示されず、ルームの作成後にIDが表示されます。
ルーム作成
コラボルームを作成します。
ルームに参加する場合
ルームID
別途コラボルーム作成者から受け取ったルームIDを入力します。
参加する
コラボルームに参加します。
コラボ時のアイテムの挙動
コラボで送信しているモデルにアイテムを紐づけた場合、コラボ相手側にもアイテムとその動きが共有されます。モデルに紐づかないアイテムは共有されません。
また、コラボ相手のアイテムは操作できません。
アイテム一覧
アイテムの登録や管理、ウィンドウへの配置を行えます。
アイテム一覧アイコンをクリックすると、アイテム一覧ウィンドウが開きます。
項目 | 機能 |
---|---|
Live2Dアイテムタブ | Live2Dアイテム(対応形式:model3.json)の一覧を管理します。 |
アニメーションアイテムタブ | アニメーションアイテム(対応形式:gif、連番pngフォルダ、連番jpegフォルダ)の一覧を管理します。 ※連番フォルダの場合、pngとjpegが混ざったフォルダでも再生可能です。 |
静止画アイテムタブ | 静止画アイテム(対応形式:png、jpeg)の一覧を管理します。 |
+ボタン | アイテムを登録します。 登録されたアイテムは<アプリの設定フォルダ>/items以下に保存されます。 |
追加素材を探す | nizimaをブラウザで開きます。 |
アイテムを置く | 選択中のアイテムをウィンドウに配置します。 |
キャンセル | ウィンドウを閉じます。 |
登録済みアイテムの設定項目
項目 | 機能 |
---|---|
アイテム名 | アイテムの名前を変更します。 |
アイテム説明 | アイテムの説明を変更します。 |
サムネイル | サムネイルとして使う画像を設定・変更できます。(推奨サイズ:184×184px) 各アイテムのフォルダ内に「ico_xxx.png」という名前のファイルがある場合は、その画像が表示されます。 「ico_xxx.png」がない場合、Live2Dアイテム(nizima LIVE上で登録したものに限る)、アニメーションアイテム(すべて)、静止画アイテム(すべて)についてはデフォルトとして自動で生成されたサムネイルが表示されます。 |
物理演算倍率 ※Live2Dアイテムのみ | 物理演算の倍率を0%-100%-200%の間で設定します。 Live2Dアイテムに物理演算(.physics3.json)が無い場合は無効になります。 |
呼吸速度 ※Live2Dアイテムのみ | モデル設定と同様に、呼吸パラメータの再生速度をmsで数値設定します。 ParamBreath(旧式のPARAM_BREATH)のIDがついているパラメータが自動的に選ばれ、Live2Dアイテムに呼吸パラメータがない場合は無効となります。 |
FPS ※アニメーション アイテムのみ | アニメーションの再生速度を設定します。 |
お気に入り | 各アイテム左上の★マークをクリックしてお気に入り登録すると、一覧で優先的に表示されます。 |
×ボタン | 登録したアイテムをnizima LIVEから削除します。 |
登録済みアイテムの読込・保存
アイテム一覧ウィンドウ右上の「…」をクリックすると、読込・保存メニューが表示されます。
項目 | 機能 |
---|---|
アイテム設定の読込 | .live.json形式で保存された「登録済みアイテムの設定項目」の各項目を読み込みます。 |
上書保存 | 「登録済みアイテムの設定項目」の各項目を.live.json形式で上書き保存します。 |
別名で保存 | 「登録済みアイテムの設定項目」の各項目を.live.json形式で別名保存します。 |
アイテム操作
ウィンドウに配置中のアイテムを管理できます。
アイテム操作アイコンをクリックもしくはアイテム一覧ウィンドウにて「アイテムを置く」をクリックすると、アイテム操作ウィンドウが開きます。
項目 | 機能 |
---|---|
表示/非表示![]() | アイテムの表示を切り替えます。 一覧のヘッダー部分で全体を一括操作できます。 |
操作のロック/アンロック![]() | 操作が可能かどうかを切り替えます。 一覧のヘッダー部分で全体を一括操作できます。 |
削除![]() | ウィンドウからアイテムを削除します。 登録解除とは異なるため、削除してもアイテム一覧から再度同じアイテムを表示できます。 |
モデルに追従 | モデルに追従可能かどうかを切り替えます。 無効な場合はモデルの上にアイテムをおいても追従しません(モデルにくっつきません)。 |
反転機能 | 左右反転と上下反転をします。 |
物理演算倍率 ※Live2Dアイテムのみ | モデル設定と同様に、%で物理演算倍率の数値を設定します。 |
呼吸速度(ms) ※Live2Dアイテムのみ | msで呼吸パラメータ速度の数値を設定します。 ParamBreath(旧式のPARAM_BREATH)のIDがついているパラメータが自動的に選ばれ、Live2Dアイテムに呼吸パラメータがない場合は無効となります。 |
アニメーションFPS ※アニメーションアイテムのみ | アニメーションの再生速度を設定します。 |
表示順序の変更
リストの順序をドラッグアンドドロップで入れ替えることで表示順序を変更します。
リストの上にあるアイテム・モデルほど手前に表示されます。
アイテムの全削除
アイテム操作ウィンドウ右上の「…」をクリックすると、「すべてのアイテムを削除」が表示されます。
クリックすると、全てのアイテムをウィンドウから削除します。登録解除とは異なるため、削除してもアイテム一覧から再度同じアイテムを表示できます。
アイテムのハイライト表示
アイテム操作ウィンドウからアイテムのサムネイルを「ctrl+左クリック」すると該当のアイテムが赤枠で強調されます。
ハイライト表示はOBSプラグイン時、仮想カメラ使用時は出力先(OBSやweb会議ツールなど)に表示されません。
ハイライト状態を解除するには、メインウィンドウをクリックします。
表情・モーション
表情ファイルの新規作成、model3.jsonに紐づけられているexp3.json(表情ファイル)、motion3.json(モーションファイル)が一覧で表示されます。
各項目の右側の▽を押下すると、ショートカットキーなどの設定ができます。
表情編集(表情欄のみ)
選択している表情のパラメータ、フェードインフェードアウトの設定を編集できます
モーションモード(モーション欄のみ)
通常
モーションを繰り返さず一度だけ再生します。
ループ
モーションを繰り返し再生します。
Idle
モーションを選択していない時も自動的に再生されるアイドリングモーションとして設定します。
※複数のモーションでIdleを選択している場合は、 Idleを選択したモーションがランダムで再生されます。
表示名
nizima LIVE上での表示名を変更できます。
ショートカット
任意のショートカットキーを入力して「保存」を押すことで、キーボードの特定のキーを押すだけで表情・モーションがモデルに反映されます。
削除
表情/モーションをリストから削除します。
model3.jsonに紐づいているものは削除できません。
新規表情作成/カスタムモデル新規編集
nizimaLIVE内で表情(exp3.json)の作成・編集を行います
表情/モーションデータデータ読み込み
表情(exp3.json)/モーション(motion3.json)を読み込みます
表情の新規登録/編集
モード
現在の値に加算、乗算、上書きそれぞれの計算方法で表情値を加えます。
物理演算パラメータを表示する
デフォルトでは物理演算に設定しているパラメータは非表示になっています。
表示するには「物理演算パラメータを表示する」をクリックします 。
フェードイン、フェードアウト
表情の切り替えするタイミングを(ミリ秒)で設定します 。
1ms=0.001秒
作成
新規にexp3ファイルを作成し保存します。
別名で作成
編集時に表示されます。編集中の表情には変更を加えず別名をつけて保存します。
上書き保存
編集時に表示されます。編集中の表情に上書き保存します。
パラメータ設定
nizima LIVE上でカメラのトラッキング項目とLive2Dパラメータの調整を行えます。
これまでLive2D Cubismで操作していたパラメータ推移のタイミングや紐づけなどの細かい部分の調整をnizima LIVE上で行うことができます。
上部タブメニュー
機能 | 操作 |
---|---|
動きの設定 | トラッキング項目とLive2Dパラメータの対応付け、およびLive2Dモデルへのパラメータ反映方法の細かな調整を行います。 |
動きの設定β(ARKit) | nizima LIVE TRACKERで利用しているARKitのトラッキング項目に関する設定を行います。 |
動きの感度 | カメラで読み取った動きをどの程度トラッキング項目に反映させるかの調整を行います。 |
物理演算 | 物理演算が設定されているLive2Dパラメータについて、モーション倍率の調整を行います。 |
自動再生 | 呼吸など、自動で繰り返し再生するLive2Dパラメータの設定を行います。 |
その他設定 | 左右の目パチと眉を揃える設定、リップシンクの設定をおこないます |
… | nizima LIVE上で設定したパラメータ設定の読み込みや保存を行います。 |
動きの設定
パラメータ選択パネル(左側)
nizima LIVE上でトラッキングできるパラメータと、それに紐づくLive2Dパラメータの一覧です。
トラッキング項目を選択すると右側の詳細設定パネルが切り替わります。
トラッキング項目右の▲を押すと、紐付いているUIを閉じたり開いたりできます。
nizima LIVEは、自動的にLive2Dパラメータとトラッキング項目を紐付けています。
紐づいた各パラメータは、トラッキング項目の下にデフォルトで表示されます。
各パラメータの表記は、cdi.jsonが含まれたモデルデータの場合は設定した名称で表示され、それ以外はIDで表示されます。
+ボタンで、トラッキング項目に紐づけるLive2Dパラメータを新たに追加できます。
×ボタンで、トラッキング項目とLive2Dパラメータとの紐づけを解除できます。
モバイル版接続の有無にかかわらず、iOS専用のトラッキング項目も表示されています。
詳細設定パネル(右側)
パラメータID
Live2DモデルがもつパラメータのIDが表示されます。
モーション倍率
身体の動きをLive2Dモデルの動きに反映させる倍率を0~200%の範囲で設定できます。
スムージング
身体の細かい揺れなどを統合して補正し、Live2Dモデルの動きの滑らかさを0~100%の範囲で設定できます。
再生反転
身体の動きに対して、Live2Dモデルの動きを反転します。
カーブエディタ
身体の動きに対してLive2Dモデルの動きをどう変化させるかを波形で編集できます。
選択状態の点は紫色になります。波形上の緑の点は現在の値です。
カーブエディタ右上の「…」をクリックすると、各種操作ボタンが表示されます。
操作 | 内容 |
---|---|
左クリック | 点を打つ |
右クリック | 点を削除 |
カーブ全体をコピー または ctrl+C | カーブ全体の形状をコピーします。 |
カーブ全体を貼り付け または ctrl+V | コピーしてあるカーブ全体の形状を貼り付けます。 |
元に戻す または ctrl+Z | 操作を戻します。 |
やり直す または ctrl+YまたはCtrl+Shift+Z | 戻した操作をやり直します。 |
デフォルト値を表示/非表示 | Live2Dモデルが持つパラメータのデフォルト値の表示/非表示を切り替えます。 |
スナップを有効化/無効化 | 点がグリッドや画面端などにスナップ(吸着)するか否かを切り替えます。 |
リセット | 編集内容を初期化し、カーブの形状を初期値に戻します。 |
矢印キー | 矢印の上下左右で点を移動します。 |
画面下部のLinear, Step, Invert Step, Bezierで、選択した点の右の点までをどのタイプで繋ぐか選ぶことができます。
Linear:選択した点とその右隣の点の間が直線でつながります。アニメーションは一定で変化し、直線的な動きになります。
Step :選択した点とその右隣の点の間が、選択した点の数値に合わせた水平の直線でつながります。アニメーションは前後の絵が一瞬で変化するように動きます。
Invert Step:選択した点とその右隣の点の間が、右隣の点の数値に合わせた水平の直線でつながります。アニメーションは前後の絵が一瞬で変化するように動きます。
Bezier:選択すると紫色の[ベジェハンドル]が表示されます。端の丸い部分をつかむことで上下左右に動かすことができ、カーブの形を自由に編集することができます。
動きの設定β(ARKit)
iPhone(ARKit)で取れる動きがトラッキング設定できます。
画面の見方や操作方法は、動きの設定と同様です。
自動紐付け機能
ARkitのトラッキング項目名の先頭に「Param」をつけたものと、Live2DモデルモデルのパラメータIDが一致している場合、トラッキング項目とパラメータが自動で紐づけられます。
例
トラッキング項目「EyeBlinkLeft」には、CubismパラメータID「ParamEyeBlinkLeft」のパラメータが自動的に紐づけられます。紐付けの際、CubismパラメータIDの大文字小文字は区別しません。
以下どちらでもOK
動きの感度
TRACKING RANGE INPUTの値はトラッキングパラメータを指しています。
物理演算
左側に、物理演算に設定されているパラメータが表示されます。
パラメータID
Live2DモデルがもつパラメータのIDが表示されます。
モーション倍率
身体の動きをLive2Dモデルの動きに反映させる倍率を0~200%の範囲で設定できます。
200%に近づけるほど、身体の動きに対してLive2Dモデルが大きく動くようになります。
自動再生
パラメータ選択パネル(左側)
+ボタン
自動再生を設定したいLive2Dパラメータを新たに追加できます。
詳細設定パネル(右側)
パラメータID
Live2DモデルがもつパラメータのIDが表示されます。
リピートタイプ
ループ再生 ※モデルに呼吸をつけるときはこちらがおすすめです
最大と最小で行ったり来たりを繰り返す動き。
リピート再生
最大を超えたら最小からスタートして繰り返す動き。
再生速度
最小から最大に到達するまでの速度をmsで指定できます。
…
右上の […] > [上書保存] または [別名で保存]
設定した内容を.live.json形式で保存できます。
その他設定
左右の目パチと眉を揃える設定、リップシンクの設定をおこないます。
目のパーツ
左右の目パチと眉を揃える
同期機能の有効と無効を切り替えをします
同期率
ウインクなどの同期を外れるときの基準を設定します
リップシンク
マイクから入力した音声に合わせてLive2Dモデルを動かすことのできる機能です。
主にLive2Dモデルの口の動きに使用します。
リップシンクを有効にする
有効無効の切り替えをします。
無効時は以下のすべてのUIも無効状態になります。
「口パク」「口の横幅」をリップシンク対応する
既存の口パクをリップシンクで上書きします。
具体的には、「動きの設定」の「13.口パク」「14.口の横幅」に紐づけているパラメータを「16.リップシンク(縦)」「17.リップシンク(横)」で動かします。リップシンク初回有効時は自動でオンになっています。
入力デバイス
マイクの切り替えをします。
入力ブースト
マイク入力を増幅します。
入力しきい値
雑音の除去設定をします。しきい値以下の音はリップシンクに反映されません。
0dB: すべての音が除去されます。
入力がしきい値以下のときにカメラを使用する
しきい値以下の時はカメラによる口パクに切り替えします。
これにより驚き口やあくび口などの表現ができるようになります。
口を閉じるまでの時間
しゃべり終わってから口が閉じるまでの時間を設定します。
感度調整 自動設定
対応する母音の倍率を設定します。
案内に従うと自動的に設定されます。
入力値倍率
手動で対応する母音の倍率を設定します。
リップシンク出力確認
(あ)、(い)、(う)、(え)、(お)、(縦)、(横)の各項目に対して出力結果が確認できます
モデルプロパティ
モデル名・モデル説明などのLive2Dモデルの情報を編集できます。
モデル名
デフォルトでmodel3.jsonの名前が入っており、変更可能です。変更した場合は、nizima LIVE内の表記のみが変更されます。
サムネイルの変更
モデル一覧で表示されるサムネイル画像の変更ができます。
(ファイル形式:PNG,JPG 推奨サイズ:240×184px)
モデル説明
モデルの説明文を記載できます。
保存
上記で設定した内容をlive.jsonに保存します。
設定・その他
アイコンをクリックすると、メニュー項目が開きます。
nizimaアカウント
ログインしているnizimaアカウントの情報を確認できます。
オプション

プロフィール
ユーザー名
コラボ時に参加者へ表示するユーザー名を設定します。
言語設定
UIの言語を設定します
詳細設定
描画FPS
30FPS・60FPSから選択できます。
1秒間に何フレーム切り替えて表示しているかを表しています。60FPSにすると30FPSより滑らかな表示がされますが、PCへの負荷が上がります。
物理演算FPS
30FPS・60FPSから選択できます。
ウィンドウに表示しているモデルの物理演算の内部計算設定を表しています。
モデル制作時のLive2D Cubism Editorでの設定と合わせることで、物理演算の揺れ幅などをLive2D Cubism Editorでの表示と同じにすることができます。
Live2D Cubism Editor 4.2以降で、物理演算設定ファイルに計算FPSを書き出している場合、その値が優先されます。
トラッキングの品質
数字を下げるとトラッキングの品質は下がりますが、Live2Dモデルの動きがなめらかになる場合があります。
ウィンドウの最前面固定化
他のアプリケーションよりもnizima LIVEが前面に表示される機能です。
主な用途としては、ゲーム配信時にLive2Dモデルの動きを確認しながらプレイできる、OBSでレイヤーを作成する代わりにデスクトップ上で簡易レイヤー構造を作り手軽に配信を行える等があります。
スクリーンショット
ショートカット
スクリーンショット撮影のショートカットキーを設定します。
デフォルトではF3キーが設定されています。
スクリーンショットの保存場所
「フォルダを開く」で現在の保存先を開きます。
「参照」で保存先を変更します。
ファイルの場所
モデルの場所・背景画像の場所・アイテムの場所
モデル一覧のモデル、背景設定の画像、アイテム一覧のアイテムが保存されているフォルダを開き、直接追加・削除することができます。
ヘルプ
nizima LIVEについて
バージョン情報などが記載されています。
簡易機能説明を表示する
アプリ起動時に表示される簡易機能説明画面を再度表示します。
チュートリアル
nizima LIVEチュートリアルページが開きます。
画面説明
nizima LIVE画面説明ページ(このページ)が開きます。
お問い合わせ
お問い合わせページが開きます。