
このページは、nizima LIVEの機能を活用したい方向けのチュートリアルページです。
目的別に各操作手順をご紹介します。
画面に沿った各機能の説明はnizima LIVE画面説明をご覧ください。
目次
iPhone (nizima LIVE TRACKER) との接続方法
Live2Dモデル追加方法
新しく読み込むための組み込み用Live2Dモデルデータが必要です。
Live2Dの公式マーケットnizimaで探すか、Live2D Cubism Editorを使用して自分で作成しましょう。
1. メインウィンドウの左のメニューから「モデル一覧」をクリックします。

2. nizima LIVE上でモデル一覧ウィンドウが開きます。

3. 「+ボタン」をクリックします。

4. 事前に準備したLive2Dモデルのファイル(形式:.model3.json)を選択し、「変更」をクリックします。
5. 読み込んだLive2Dモデルがモデル一覧に追加されます。
Live2Dモデルのアイコンは、.model3.jsonのある階層からico_xxx.pngが選ばれて表示されます。無い場合は「NO IMAGE」アイコンになります。

6. 追加されたモデルを選択し(①)、「変更」(②)(または「新規ウィンドウで開く」「同じウィンドウに追加」)をクリックします。

新規ウィンドウで開く
新しいウィンドウに選択中のLive2Dモデルを開きます。Live2Dモデルを2体以上表示したいとき・コラボ機能を使うときは、この機能を使用します。
同じウィンドウに追加
現在のウィンドウに選択中のLive2Dモデルを追加します。表示中のモデルの右側に、最初に表示したモデルとだいたい同じくらいのサイズで表示されます。最大8体まで表示可能です。
変更
現在のウィンドウに選択中のLive2Dモデルを開きます。既にLive2Dモデルを表示している場合はLive2Dモデルが変更されます。Live2Dモデルを1体のみ表示したいときにおすすめです。
7. 追加したLive2Dモデルが表示されます。
アイテム登録方法
1. メインウィンドウの左のメニューから「アイテム一覧」をクリックします。
2. アイテム一覧ウィンドウが開きます。
3. スクロールして、画面下部の「+ボタン」をクリックします。
4. 事前に準備したアイテムのファイルを選択し、「開く」をクリックします。
アイテム別対応形式一覧表
アイテムの種類 | 対応形式 |
---|---|
Live2Dアイテム | model3.json |
アニメーションアイテム | gif、連番pngフォルダ、連番jpegフォルダ (連続再生したいpngまたはjpegファイルを一つのフォルダにまとめたもの) |
静止画アイテム | png、jpeg |
5. 読み込んだアイテムがアイテム一覧に追加されます。
アイテム配置方法
1. メインウィンドウの左のメニューから「アイテム一覧」をクリックします。
2. アイテム一覧ウィンドウが開きます。
3. 配置したいアイテムを選択し(①)、「アイテムを置く(②)」をクリックします。
4. アイテム操作ウィンドウが開き、メインウィンドウにアイテムが配置されます。
5. メインウィンドウでのアイテムの操作方法詳細はモデル・アイテムの操作方法を、アイテム操作ウィンドウの操作方法詳細はアイテム操作をご覧ください。
iPhone (nizima LIVE TRACKER) との接続方法
Wi-Fiで無線接続する場合
1. PCとiPhoneを同じWi-Fiに接続します。
2. nizima LIVE(PC)を開きます。
3. メインウィンドウの左のメニューから [カメラ設定] を開き、 [モバイル設定] をクリックします。
4. nizima LIVE(PC)で下記のウィンドウが表示されます。

5. nizima LIVE(PC)で上記ウィンドウを表示したまま、iPhoneでnizima LIVE TRACKERを開きます。
6. 右下のメニューボタンをタップしてメニューを表示します。
7.「PC接続」をタップします。
8. iPhone上で下記の画面が表示されます。
9. nizima LIVE(PC)側で表示された「ポート」 と「PC IPアドレス」 を、nizima LIVE TRACKER(iPhone)側にそれぞれ入力します。
10. 「Wi-Fiで接続」をタップします。
「ステータス」が「トラッキングデータ送信中」に変化します。

11. nizima LIVE(PC)で「接続」をクリックします。
「ステータス」が「接続済み」になれば接続完了です。
nizima LIVE(PC)のステータスは下記の4つがあります。
よくある接続エラーの原因
- PCとiPhoneが同じWi-Fiに接続されていない
- ネットワーク設定がパブリックになっている(プライベートに変更することで改善する場合があります)
- セキュリティソフトがPCとiPhoneの接続をブロックしている(セキュリティソフトの設定見直しにより改善する場合があります)
- ファイアウォールがPCとiPhoneの接続をブロックしている(ファイアウォールの設定見直しにより改善する場合があります)
- IPが取得できない
- 回線に問題がある、回線速度が遅い
USBケーブルで有線接続する場合
1. PCにiTunesをインストールします。
2. iPhoneとPCをUSBケーブルで接続します。
3. iPhoneでnizima LIVE TRACKERを開き、右下のメニューボタンをタップしてメニューを表示します。
4. 「PC接続」>「USB(β版)」タブ>「USBで接続」をタップします。「ステータス」が「トラッキングデータ送信中」に変化します。

5. nizima LIVE(PC)でメインウィンドウの左のメニューから「カメラ設定」を開き、「モバイル接続」>「USB(β版)」>「USBで接続」をクリックします。
「ステータス」が「接続済み」になれば接続完了です。


nizima LIVE(PC)のステータスは下記の4つがあります。
よくある接続エラーの原因
- ネットワーク設定がパブリックになっている(プライベートに変更することで改善する場合があります)
- セキュリティソフトがPCとiPhoneの接続をブロックしている(セキュリティソフトの設定見直しにより改善する場合があります)
- ファイアウォールがPCとiPhoneの接続をブロックしている(ファイアウォールの設定見直しにより改善する場合があります)
- 回線に問題がある、回線速度が遅い
- PCにiTunesがインストールされていない
スクリーンショットの撮影方法
ボタンをクリックして撮影する方法
1. 撮影したいタイミングで、メインウィンドウ右下のスクリーンショット機能ボタンをクリックします。

2. スクリーンショットが撮影され、画像プレビューが表示されます。問題なければ「保存」をクリックします。

3. 指定されているPCのフォルダに画像データが保存され、画面右上に「画像が保存されました」と表示されます。

ショートカットキーで撮影する方法
1.メインウィンドウから「設定・その他」>「オプション」>「スクリーンショット」をクリックして設定したいショートカットキーを入力し、「保存」をクリックします。
※デフォルトではF3キーが設定されています。


2.メインウィンドウに戻り、撮影したいタイミングで、1.で設定したショートカットキーを押します。
3.指定されているPCのフォルダに画像データが保存され、画面右上に「画像が保存されました」と表示されます。
画像保存先の開き方
次のいずれかの方法で開くことができます。
・「設定・その他」>「オプション」>「スクリーンショット」>「フォルダを開く」をクリック
・撮影後にウィンドウ右上に表示される「画像が保存されました」の文字をクリック

表情・モーションのショートカットキー設定方法
ショートカットキーを設定することにより、キーボードの特定のキーを押すだけで表情・モーションを再生できるようになります。
1. 左のメニューから「表情・モーション」をクリックします。
2. Live2Dモデルにつけられた表情・モーションの一覧が開きます。
表情・モーションはLive2D Cubism上で作成する必要があります。
3. ショートカットキーを設定したい表情・モーションの右の三角をクリックして開きます。
4. 「表示名」にnizima LIVE上で表示したい名称を入力します。
5. 「ショートカット」に、開いた表情・モーションに割り当てたいショートカットキーを入力して「保存」をクリックします。
例えば、「A」キーを押すとモデルが怒る表情を再生するように設定したい場合 、怒る表情の右の三角をクリックして開き、「表示名」に「怒る」と入力し、「ショートカット」に「A」と入力して保存します。
表情の登録と編集/カスタムモデル編集方法
nizimaLIVE内で表情が作成、編集ができるようになりました。
これによって、カスタムモデルを簡単にカスタマイズすることや、普段Cubismで表情を作成しないユーザーも手軽に作成できるようになります。
1.左のメニューから「表情・モーション」をクリックします。
2. 表情編集モードで用途に合わせてボタンを選択します。
1. 新規作成の場合: 「新規表情作成/カスタムモデル新規編集」ボタンを押します。
2. 既存の編集の場合: 詳細をトグルで開き、「表情編集」ボタンを押します。
3. 任意の表情を作成します 。
編集したいパラメータにチェックを入れて値と計算モードを設定します。
目の開閉パラメータの場合、半目になるのを防止するため乗算がおすすめです。
パーツ切り替えの場合、加算もしくは上書きがおすすめです。
その他の場合でモードに迷ったときは、加算にしておけば問題ない場合がほとんどです。
4.表情の切り替えするタイミングを指定します。
フェードイン、フェードアウトにそれぞれ(ミリ秒)で設定します 。
1ms=0.001秒
カスタムモデルのカスタム切り替えやパーツの切り替えなど、表情をパッと素早く切り替えたい場合は数値を0~100などの小さめに設定します。
照れなどゆっくりと切り替えたい場合は、数値を大きめに設定します。
5. 表情ファイルを保存します 。
1. exp3.jsonを以下のいずれかで作成 します。
- 新規作成
- 既存ファイルの上書き
- 別名をつけて作成
2. このとき自動でモデルに表情が追加されます
Live2Dモデルのパラメータ設定方法
モーション倍率・スムージングの設定 (初級者向け)
初心者の方はまずはこれだけ設定してみましょう!Live2Dモデルの動きがより滑らかになります。
1. メインウィンドウのメニューから「パラメータ設定」をクリックします。
2. パラメータ設定画面が表示されます。
画面左側、四角で囲まれたものがnizima LIVE上でトラッキングできるパラメータの一覧です。その下に、その動きに対応するLive2Dモデルのパラメータを紐づけることができます。(デフォルトで自動的に紐づけられています)
動きの設定β(ARKit)はiOS専用のトラッキングパラメータとなります。
例えば、上の画面では「顔の左右の動き」に「角度X」と「体の回転X」が紐づけられているので、顔を左右に向けると、Live2Dモデルの「角度X」と「体の回転X」を動かすことができます。
3. 調節したいパラメータを選択します。
4. カメラの前で動いてLive2Dモデルを動かしながら「モーション倍率」を調節します。
0%に近づけるほど身体の動きに対してLive2Dモデルがあまり動かなくなり、
200%に近づけるほど、身体の動きに対してLive2Dモデルが大きく動くようになります。
5. 同様にLive2Dモデルを動かしながら「スムージング」を調節します。
0に近づけるほど、補正なしで身体の動きをモデルの動きに反映します。
100に近づけるほど反応は遅くなりますが身体の細かい揺れなどを統合して補正し、モデルをなめらかに動かします。
カーブエディタの設定(中・上級者向け)
1. 「モーション倍率・スムージングの設定 (初級者向け)」の1~3の工程を行います。
2. 入力に対して出力がどう変化するかをカーブで編集します。 任意の場所に打った点をドラッグして編集します。
選択状態の点は紫色になります。波形上の緑の点は現在の値です。
カーブエディタ右上の「…」をクリックすると、各種操作ボタンが表示されます。
操作 | 内容 |
---|---|
左クリック | 点を打つ |
右クリック | 点を削除 |
カーブ全体をコピー または ctrl+C | カーブ全体の形状をコピーします。 |
カーブ全体を貼り付け または ctrl+V | コピーしてあるカーブ全体の形状を貼り付けます。 |
元に戻す または ctrl+Z | 操作を戻します。 |
やり直す または ctrl+YまたはCtrl+Shift+Z | 戻した操作をやり直します。 |
デフォルト値を表示/非表示 | Live2Dモデルが持つパラメータのデフォルト値の表示/非表示を切り替えます。 |
スナップを有効化/無効化 | 点がグリッドや画面端などにスナップ(吸着)するか否かを切り替えます。 |
リセット | 編集内容を初期化し、カーブの形状を初期値に戻します。 |
矢印キー | 矢印の上下左右で点を移動します。 |
画面下部のLinear, Step, Invert Step, Bezierで、選択した点の右の点までをどのタイプで繋ぐか選ぶことができます。
Linear:選択した点とその右隣の点の間が直線でつながります。アニメーションは一定で変化し、直線的な動きになります。
Step :選択した点とその右隣の点の間が、選択した点の数値に合わせた水平の直線でつながります。アニメーションは前後の絵が一瞬で変化するように動きます。
Invert Step:選択した点とその右隣の点の間が、右隣の点の数値に合わせた水平の直線でつながります。アニメーションは前後の絵が一瞬で変化するように動きます。
Bezier:選択すると紫色の[ベジェハンドル]が表示されます。端の丸い部分をつかむことで上下左右に動かすことができ、カーブの形を自由に編集することができます。
カーブエディタ活用例
右目と左目のカーブをそろえる
1.パネル左側のトラッキング項目から「左目 開閉」を選択します。
2.モデルを実際に動かしながら、左目の開き具合をカーブエディタで調整します。
3.調整完了したら、カーブエディタ右上の「…」から「カーブ全体をコピー」をクリックします。左目開閉のカーブの形状がコピーされました。
4.パネル左側のトラッキング項目から「右目 開閉」を選択します。
5.カーブエディタ右上の「…」から「カーブ全体を貼り付け」をクリックします。左目開閉のカーブの形状が貼り付けられ、右目と左目の開閉調整具合が同じになりました。
モデルの口がパクパクしてしまうのを改善する
口を完全に閉じている時や閉じた状態で首を振った際にモデルの口がパクパク開閉してしまう際は、下記の手順で改善する場合があります。
1.パネル左側のトラッキング項目から「13.口パク」の「口 開閉」を選択します。
2.カーブエディタで、カーブが下記のような形になるよう調整します。
左クリックで点を1つ打ち、縦軸最低値・横軸25%の位置になるよう移動します。
3.モデルを実際に動かし、改善されたかを確認します。必要に応じてカーブの調整を行ってください。
リップシンクの設定方法
カメラではなく、音声に反応して口の動きを反映させる設定ができるようになりました。
リップシンクは、マイクから入力した音声に合わせてLive2Dモデルを動かすことのできる機能です。
主にLive2Dモデルの口の動きに使用します。
カメラでうまく口の動きを拾えない時でも、リップシンク機能を使うことでより精度の高い動きを実現することができます。
使い方(簡単)
1. 『「口パク」「口の横幅」をリップシンク対応する』をオンにします。
リップシンク機能初回有効時は自動でオンになっています。
これにより、ユーザー側での設定なしで「動きの設定」の「13.口パク」「14.口の横幅」に紐づけていたパラメータが「16.リップシンク(縦)」「17.リップシンク(横)」で動かせるようになります。
2. 「入力デバイス」で使用するマイクを選びます。
3. 喋りながら入力しきい値の音量メーターを確認し、小さい場合には「入力ブースト」で調整します。
4. 「感度調整」の自動設定ボタンから、表示に沿って設定を行います。
※環境音などのノイズをカットしたい場合には、「入力しきい値」を調整します。しきい値以下の音量の音声は無視するようになります。
※あくびや声なしでのリアクションなど、音声が入っていない時に表情で口を動かしたい場合には、「入力がしきい値以下のときにカメラを使用する」をオンにします。
使い方(応用)
ブレンドシェイプで作成したあいうえおの口を母音に合わせて動かしたい場合や、音量でパラメータを制御したい場合など、高度な設定をしたいときは手動でパラメータの紐づけを調整します。
ここでは、ブレンドシェイプで作成したあいうえおの口を動かす場合を例として紹介します。
1.「動きの設定」タブで、リップシンクで動かしたいパラメータを現在紐づいているトラッキング項目から×ボタンで紐づけ解除します。
例:「13.口パク」「14.口の横幅」に紐づけられている、「あ」「い」「う」「え」「お」パラメータの紐づけを×ボタンで解除します。
2.同じく「動きの設定」タブで、使用したいリップシンク項目を選び、+ボタンから紐づけたいパラメータを選択します。
例:「18.リップシンク(あ)」の+ボタンからパラメータ「あ」を選択して追加ボタンを押します。これによって「18.リップシンク(あ)」の動きにLive2Dモデルの「あ」の動きが紐づけられました。「19.リップシンク(い)」以降も同様に設定します。
【使い方(簡単)】2.以降と同様に設定を行います。
コラボ機能の使い方
コラボ機能を使って他のユーザーのトラッキングデータやLive2Dモデルデータを送受信するには、ホストが「ルーム」を作成し、参加者がその「ルーム」に入室します。
ルームの作成方法
1. メインウィンドウの左のメニューから「コラボ機能」>「ルームを作る」をクリックします。
2. 次の画面が表示されます。
必要に応じて、コラボルーム参加者に表示される「ユーザー名」を変更します。
必要に応じて「モデルデータ送信」にチェックを入れます。
「モデルデータ送信」する場合 (推奨)
「モデルデータ送信」 にチェックを入れると、現在表示しているLive2Dモデルのデータが送信され、参加者側であなたのLive2Dモデルを表示できるようになります。
現在表示しているLive2Dモデルのパラメータが送信されるため、「トラッキングを選択」であらためてカメラを選択する必要はありません。
「モデルデータ送信」 しない場合
「モデルデータ送信」にチェックを入れない場合、参加者にはトラッキングデータのみが送信されます(モデルデータは送信されません)。
「トラッキングを選択」で、トラッキングデータ送信に使用したいカメラを選択します。
参加者側は、新たにモデルウィンドウを開き「コラボカメラ」から任意の「ユーザー名」を選択することでトラッキングデータを受信できます。
参加者にあらかじめLive2Dモデルデータを渡している場合、もしくは参加者があなたのLive2Dモデルを表示する必要がない場合は、チェックを入れずに進めます。
3. すべて入力完了したら、「ルーム作成」ボタンをクリックします。
4. 下記のような画面が表示されたら、コラボルーム作成成功です。
5. 「ルームID」をコピーし、別途参加者に「ルームID」を送り、コラボルームに入室するよう伝えます。
ルームへの入室方法
1. メインウィンドウのメニューから「コラボ機能」>「ルームに入る」をクリックします。
2. 次の画面が表示されます。
3. 「ルームID」に、別途ルーム作成者から受け取ったルームIDを入力します。
必要に応じて、コラボルーム参加者に表示される「ユーザー名」を変更します。
必要に応じて「モデルデータ送信」にチェックを入れ、送信するLive2Dモデルを選択します。
「モデルデータ送信」する場合 (推奨)
「モデルデータ送信」 にチェックを入れると、現在表示しているLive2Dモデルのデータが送信され、参加者側であなたのLive2Dモデルを表示できるようになります。
現在表示しているLive2Dモデルのパラメータが送信されるため、「トラッキングを選択」であらためてカメラを選択する必要はありません。
「モデルデータ送信」 しない場合
「モデルデータ送信」にチェックを入れない場合、参加者にはトラッキングデータのみが送信されます(モデルデータは送信されません)。
「トラッキングを選択」で、トラッキングデータ送信に使用したいカメラを選択します。
参加者側は、新たにモデルウィンドウを開き「コラボカメラ」から任意の「ユーザー名」を選択することでトラッキングデータを受信できます。
参加者にあらかじめLive2Dモデルデータを渡している場合、もしくは参加者があなたのLive2Dモデルを表示する必要がない場合は、チェックを入れずに進めます。
4. すべて入力完了したら、「ルーム作成」ボタンをクリックします。
5. 下記のようなルーム画面が表示されたら、コラボルーム入室成功です。
参加者のLive2Dモデルの表示方法
コラボルームウィンドウで、ユーザー名の右側の「同じウィンドウ」を押すと、現在のウィンドウにコラボ相手のLive2Dモデルが表示されます。「別ウィンドウ」を押すと、新たなウィンドウが開きコラボ相手のLive2Dモデルが表示されます。
アプリ内のLive2Dモデルに参加者の動きを割り当てる方法
1. メインウィンドウのメニューから「モデル一覧」をクリックします。
2. Live2Dモデル一覧から、参加者の動きを割り当てたいLive2Dモデルを選択し「同じウィンドウに追加」または「新規ウィンドウで開く」をクリックします。
3. コラボ相手のモデルを選択した状態で、メインウィンドウのメニューから「カメラ設定」をクリックし、「コラボカメラ」から参加者のカメラを選択します。
コラボルームからの退出
コラボ機能を終了する場合は、次の手順でコラボルームから退出します。
他の参加者にモデルデータを送信している場合、コラボルームから退出した際に、参加者側で表示されているあなたのLive2Dモデルウィンドウが閉じられます。
1. コラボルームウィンドウで「コラボルームからの退出」をクリックします。
2. 退出確認のウィンドウが表示されるので、「退出」をクリックします。
ウィンドウの最前面固定化で手軽に配信してみよう
オプション設定の最前列画面固定化をすると他のアプリケーションよりもnizima LIVEが前面に表示されます。
OBSでレイヤーを作成する代わりにデスクトップ上で簡易レイヤー構造を作り、背景を透過することで手軽に配信できるようにします。
1.背景設定から透過背景を選択
2.オプションの詳細設定から「ウィンドウの最前面固定化」を選択
nizima LIVEと配信ソフトを連携させよう
nizima LIVEを使ってYoutubeなどの動画配信サイトでVTuberになるには、OBS Studioなどの配信ソフトにnizima LIVEの画面を取り込み配信を行います。ここでは、配信ソフト「OBS Studio」上でnizima LIVEのLive2Dモデルを表示する方法を紹介します。
nizima LIVEでは、無料にてOBS用のプラグインをご用意しています。本プラグインを使用することで、次の操作が可能になります。
OBSプラグインのインストール方法(初回のみ)
1. OBS Studio公式サイトからOBS Studioをダウンロードします。
2. nizima LIVEダウンロードページの「OBSプラグインをダウンロード」ボタンから、nizima LIVE OBSプラグインのインストーラーを取得します。
3. ダウンロードした『nizimalive-obsplugin-●.●.●-Windows-Installer.exe』( ●.●.● はバージョン名)を実行し、インストーラーを起動します。
4. セットアップに使用する言語を選択し、 [OK] を押下します。
5. 利用規約が表示されます。内容をご確認の上 、[次へ] を押下します。
6. インストール先フォルダを指定します。特にこだわりがない場合はそのまま[次へ]を押下してください。
7. 既存フォルダへのインストールを確認するウィンドウが表示されます。そのまま[はい]を押下します。
8. スタートメニューフォルダーの指定を行います。特にこだわりがなければそのまま[次へ]を押下してください。
9. [インストール] を押下します。
10. [完了] を押下します。
11. nizima LIVEを起動し、[設定・その他] > [オプション]を押下します。
12. [OBSプラグインを有効にする]のチェックボックスにチェックを入れます。
13. nizima LIVEを再起動、もしくは新しいウィンドウで開きなおします。
OBSプラグインを使用して背景透過のLive2Dモデルを表示させる方法
1. nizima LIVEを開き、「モデル一覧」から配信に使用したいLive2Dモデルを表示します。
2. 「背景設定」>「透過背景」>「背景に設定」で、背景を透過に設定します。
3. OBS Studioで、「ソース」の「+」>「nizima_LIVE」をクリックします。
4. 「ソースを作成/選択」ウィンドウが表示されます。モデルを複数体表示したい場合には区別しやすいように名前をモデル名などに変更し、OKをクリックします。
6. プロパティ画面が表示されます。「ウィンドウ名」で表示したいLive2Dモデルのウィンドウを選択し、OKをクリックします。
8. 新しいソースが追加できました。
コラボ配信などで複数体のモデルを表示させたいときは、同じ操作を1.から繰り返します。
ウィンドウのサイズを変更したいとき:赤い■をドラッグして拡大・縮小します。
不要な部分をカットしたいとき:altキー+赤い■をドラッグして調整します。
OBS上でnizima LIVEのモデルを表示する方法は以上です。その他、各種動画配信サイトでの配信方法や会議ツールでの使用方法は、各サービスのサイトからご確認ください。
OBSプラグインの手動アンインストール
OBSプラグインをアンインストールしてもOBSでnizima LIVEを選択できる場合は以下を削除してください。
OBS Studio のインストール先が異なる場合は C:\Program Files\obs-studio をインストール先に読み替えてください。