nizima LIVEでは、アイテムとして小物等の静止画やアニメーション、Live2Dモデルを表示することができます。

このページでは、nizima LIVEにおけるアイテムの仕様をまとめています。制作やnizimaでの販売の際にはこのページの内容をご参照ください。


各アイテム共通の仕様

nizima LIVE設定ファイルについて

アイテムをnizima LIVE上の設定付きで販売する場合は、nizima LIVEでアイテム登録してから設定ファイルを書き出し、販売作品に同梱します。
設定ファイルを同梱すると、nizima LIVEのアイテム一覧ウィンドウで、アイテム名や具体的な使い方・規約・その他設定を表示させることができます。

  • nizima LIVEの設定ファイルなしでも、nizima LIVEでの読み込みやnizimaでの販売は可能です。

設定ファイルは、nizima LIVE独自のファイル形式「.live.json」で保存します。
各アイテムごとに保存できる情報は下記のとおりです。各情報の詳細については登録済みアイテムの設定項目をご覧ください。

アイテムの種類.live.jsonファイルに保存できる情報
Live2Dアイテム・アイテム名
・アイテム説明
・物理演算倍率
・呼吸速度
アニメーションアイテム・アイテム名
・アイテム説明
・アニメーションFPS
静止画アイテム・アイテム名
・アイテム説明

nizima LIVE設定ファイルの作成方法

1. nizima LIVEを開き、作成したアイテムをnizima LIVEに登録します。

2.アイテム一覧ウィンドウで、アイテムの各種情報を設定します。

3. 設定が完了したら、アイテム一覧ウィンドウ右上の「・・・」>「別名で保存」をクリックし、デスクトップなどの任意の場所に設定ファイル(.live.json)を書き出します。

項目機能
アイテム設定の読込設定ファイルを指定して読み込むとそのデータに上書きされます。
上書保存すでにある設定ファイルを上書き保存します。設定ファイルがない場合新規に生成されます。
別名で保存設定ファイルを別名で保存します。主に販売などする際に同封するデータとしてデスクトップなどに書き出す目的で使用します。

4. 書き出した設定ファイル(.live.json)を、nizimaで販売するアイテムのフォルダに同梱します。

3以降は下記の手順でも.live.jsonファイルを作成・使用できます。

(1. 2. は上記手順と同じ)
3. 設定が完了したら、・・・メニュー>「上書保存」をクリックして設定を保存します。
4. nizima LIVEメインウィンドウの「オプション」>「アイテムのフォルダを開く」から該当アイテムのフォルダを開き、その場所にある.live.jsonをnizimaで販売するアイテムのフォルダに同梱します。

サムネイル

各アイテムのフォルダ内に「ico_xxx.png」という名前のファイルがある場合は、その画像が表示されます。
(対応形式:png、jpeg 推奨サイズ:184×184px)

「ico_xxx.png」がない場合、Live2Dアイテム(nizima LIVE上で登録したものに限る)、アニメーションアイテム(すべて)、静止画アイテム(すべて)についてはデフォルトとしてnizima LIVE上で自動で生成されたサムネイルが表示されます。

アイテム表示位置の基準

制作時にはアイテムの周りに極力余分な透明部分がない状態にすることを推奨します。nizima LIVE1.1.0では、アイテムはキャンバスを基準とした位置およびサイズで表示されます。そのため、アイテムの周りに余分な透明部分が存在している場合や、アイテムがキャンバスの端に偏っている場合は、nizima LIVEでアイテムを配置した際にウィンドウ外に表示されてしまう可能性があります。


Live2Dアイテム

nizima LIVEで読み込むために必要なデータ

下記データ一式を一つのフォルダにまとめてください。

  • .moc3
  • .model3.json
  • .physics3.json
  • テクスチャフォルダ(テクスチャのサイズは2048✕2048px以内推奨)
  • .live.json(任意。nizima LIVE上での設定ファイル。)
  • サムネイル画像(任意。ない場合はnizima LIVE上で自動生成されます)

ファイル名:「ico_XXX」※XXXは任意のアイテム名
対応形式:png、jpeg
推奨サイズ:184×184px

各データの詳細な説明については、Live2D Cubism Editorマニュアル 組み込み用データのページをご参照ください。

ファイル構成の一例


モデリングに使用できるもの

Live2Dアイテムに関して、Live2D Cubism EditorでのLive2Dモデリングの際は以下の4つを使用することができます。

アイテムをくっつけるモデルが使用しているパラメータ情報

モデルとアイテムの共通しているIDがリンクしてアイテムのパラメータが動くようになります。
例)キャラクターモデルの角度Xに設定しているIDが「ParamAngleX」の場合、Live2Dアイテムに「ParamAngleX」のIDを設定すると、アイテムをキャラクターモデルにくっつけたとき「ParamAngleX」の数値が同じように動きます。

呼吸

パラメータIDは(ParamBreath)固定、パラメータは0-1の形のみ対応です。

物理演算

HitArea

見た目を変えずにアイテムの掴める範囲を拡大することができます。
羽や頭の上等に浮かせたいアイテムは、HitAreaを使うことでモデルから離れていてもモデルに追従して動くようになります。

その他注意事項

クリッピングやマスク反転、ブレンド方式の加算や乗算は通常のLive2Dモデル同様に使用可能です。加算乗算の効果は他のモデルに乗ります。


アニメーションアイテム

nizima LIVEで読み込むために必要なデータ

下記データ一式を一つのフォルダにまとめてください。

  • 連番pngまたは連番jpegまたはgif
  • .live.json(任意。nizima LIVE上での設定ファイル。)
  • サムネイル画像(任意。ない場合はnizima LIVE上で自動生成されます)

ファイル名:「ico_XXX」※XXXは任意のアイテム名
対応形式:png、jpeg
推奨サイズ:184×184px

  • データ容量は約10MB以内推奨です。(データ容量が大きくなるほどPCへの負荷が高くなります)

ファイル構成の一例


静止画アイテム

nizima LIVEで読み込むために必要なデータ

下記データ一式を一つのフォルダにまとめてください。

  • pngまたはjpeg
  • .live.json(任意。nizima LIVE上での設定ファイル。)
  • サムネイル画像(任意。ない場合はnizima LIVE上で自動生成されます)

ファイル名:「ico_XXX」※XXXは任意のアイテム名
対応形式:png、jpeg
推奨サイズ:184×184px

ファイル構成の一例


注意事項

nizima LIVEでアイテムをモデルにくっつける際は、アイテムを掴んだところが基準点となりモデルのアートメッシュにくっつきます。激しく動いたり変形するアートメッシュにアイテムを付けた場合意図しない動きになるため、設置する位置を工夫する必要があります。例えばメガネなど顔につけるアイテムの場合、目・口・前髪といった激しく動くパーツのアートメッシュを避けた場所に付けることをおすすめします。

.live.jsonファイルの内部についてはnizimaでの作品販売時審査の範囲外となります。


nizimaでの作品販売方法は、下記のページをご覧ください。

ご不明な点は 問い合わせフォーム よりお問い合わせください。